5+ 「木通(アケビ)」 庭でアケビを見つけた時はちょっと期待に胸が膨らんだものです。(前にどこかで見たフェンスに絡んでいるアケビの花は地味ながら可愛かったし、実がなれば食べられるし、もしかしたら蔓でカゴを編むこともでき [Continue]
5+ 「木通(アケビ)」 庭でアケビを見つけた時はちょっと期待に胸が膨らんだものです。(前にどこかで見たフェンスに絡んでいるアケビの花は地味ながら可愛かったし、実がなれば食べられるし、もしかしたら蔓でカゴを編むこともでき [Continue]
4+ 昨年後半何かと忙しく、染料植物の投稿に手をつけられないまま年が明け、1月も下旬となってしまいました。1年で一番寒いこの季節、木々は葉を落とし草も地にへばり付くような緑が僅かに見えるばかりです。 そんな中、隣家との境 [Continue]
5+ 草木染めの本でこの植物を知った時は二重の意味で印象に残りました。一つは茶色を染める染材であるということ、もう一つは初めて知る桜で、尚かつその花は私の知っている桜とは全く違う様相を呈していたからです。上溝桜は北海道か [Continue]
4+ 軽井沢の遅い春もいよいよ本格的となり、やっと出てきたと喜んでいた蕗の薹もすっかり大きくなってしまいました。枯葉の下から「ここに居るよ!」と言うように顔を出す蕗の薹で染めてみたいとずっと思っていたのですが、どうしても [Continue]
4+ 我が家には槐の木が1本あります。私の工房の名前「槐(KAI)」に因んで、家を建てた時に植えたものです。 「どうして「槐」に?」とよく聞かれるのですが、美しい黄色が染まることと音読みの「カイ」という語感が好きだったか [Continue]
5+ ユーカリは日本には自生しない植物ですが、コアラの餌として栽培されたり近年はフラワーアレンジメントなどによく使われるようで、随分とポピュラーになってきました。この木の葉っぱで朱色が染まるということは知っていたのですが [Continue]
5+ 友人達と離山を歩いていた時、朽木に瓦茸が生えているのを見掛けました。思わず「あっ、これ染められるかも」と言うと、「えっどんな色が染まるの?」と予想以上の反応に、これは染めてみなくては思ったのですがある程度の量が必要 [Continue]
7+ 「待てどくらせど来ぬ人を~」の宵待草は待宵草の別名という事ですが、“夜な夜な”空き地を淡いクリーム色で席巻する待宵草は昼間溜めた光を夕闇にそっと放っているようで幻想的ではありますが、竹下夢二の“なよなよ”美人を連想 [Continue]
7+ 最近道路沿いの空き地に房状の黄色い花が群生して咲いているのが目につきます。「あれ!背高泡立草がもう咲いている?」 外来種という事を置いておいても、その繁殖力と花粉症のアレルゲンという誤解ですっかり嫌われ者になっ [Continue]
6+ 春中楽しませてくれたスミレの花も6月ともなるといよいよ終わり、そしてそれまでの可憐さからは思いもよらないほど葉が大きくなったら、レジ袋片手に近所を散歩がてら葉の採取をするのが私の毎年の慣わしです。 子供の頃のス [Continue]