発地の原っぱ(2025.5.11)

3+

今シーズン2回目の作業は発地の原っぱ。一面ハルジオンが芽を出していて、ほっぽっとけばビンボー草のお花畑になりそうです。

1年たつと忘れてしまうハルジオンとヒメジョオンの見分け方。・蕾が下向きに垂れているのがハルジオン。・葉が茎を抱いているのがハルジオン。・葉の裏に毛があるのはヒメジョオン。
そして皆もくもくと草むしり。曇り空の下、暑くもなく寒くもなく程よい作業日和でした。
軽井沢の町花サクラソウが咲いていました。もうちょっと木陰で湿り気があれば増えると思いますが・・・。夏カンカン照りになる発地の原っぱで健気に咲いています。
ニホンスイセン。
ラッパスイセン。
ヒメオドリコソウにまぎれて咲くオオイヌノフグリを小さくしたような花は「タチイヌノフグリ」(帰化植物)でしょうか。在来の「イヌノフグリ」の花はピンク色だそうです。
ヘビイチゴ。丸くて赤くて苦くてかわいい実がもうじき見られます。

作業後のお茶タイムにはOさんの奥様も顔を出して下さり、差し入れをいただきました。

3+

前沢の原っぱ(2025.4.23)

6+

今年最初の作業日は朝から雨。作業が始まってからようやく止みました。4月の原っぱは遠目には冬枯れの景色ですが、しゃがんで見ればいろんな草の芽を見つけることができます。

小雨の中、作業スタート。「コブシの木があったんだー」「4月に作業、来た事なかったね」
つくしんぼがニョキニョキ。来月はスギナだらけになるのでしょう。
フキノトウの食べ頃には遅すぎました。
南側の斜面にはスイセン(ヒガンバナ科)の花が咲いていました。

ヒメオドリコソウ(シソ科ヨーロッパ原産)も群落を作っていました。

南側斜面で大株に育ったセイヨウタンポポ(キク科外来種)はスコップで引っこ抜きます。
今年はマツムシソウ(マツムシソウ科 二年草)の芽がいっぱい出てきました。上の切れ込みが深い芽は2年目で今年花が咲き種をつけた後枯れます。下の芽は、来年花を咲かせます。
雨にも負けず集まったメンバー。

次回は5月11日(日)発地の原っぱです。晴れるといいですね!

6+

発地の原っぱ(2024.11.10)

6+

おだやかに晴れた日曜日の午後。2024年の作業シーズン最終回に11人のメンバーが集まりました。

おしゃべりから始まる原っぱ作業。
手を動かしながら口も動かすのがわれもこう流。
すでにドライフラワーになっているアヤメを刈り取ってお持ち帰り。
伸びていた草を手作業で刈り取り今年の作業終了です。
浅間山の上半分は雲に隠れていました。
今年最後のお茶タイム。「来年はいつから?」「いつも5月の連休が終わって次の日曜が第1回」「最近は5月の半ばじゃ遅いよね、草伸びちゃうよ」「じゃあ4月から始めようか」「3月に総会やるからその時決めよう」「その前に1月、新年会どこでやる?」が今日の議題。
お茶菓子は富山のお土産とサルナシの実。菊芋やジャガイモのおすそ分けもありました。

今年の作業は今日でおしまい。皆さん、お疲れ様でした。

追伸 今日の我が家は菊芋の炊き込みごはんです。お酒少々と塩のみのシンプルな味付けで、ごま塩をかけて食べます。

そして庭のサルナシです。今年は豊作でした。

6+

前沢の原っぱ(2024.10.23)

4+

前沢の原っぱ、今年最後の作業日。午前中のいっとき雨が降っていましたが、午後は青空こそ見えませんでしたが、ほどよい作業日和となりました。

枯草の野原になっていました。
ほとんどのオミナエシは種になっていましたが、一株黄色い花をつけて頑張っているのを見つけました。
ノコンギク。写真では白っぽいけど、けっこう目立つ薄紫色でした。
赤いつぶつぶはモンローリップ(イオウゴケ)です。Oさんがほかの苔類に覆われていたのを救い出しました。
原っぱと道路の境目に溜まっていた土砂を片付けていたらAさんいわく「遺跡発見!」。
排水溝がありました。
Sさんが草刈り機で刈り込んだ枯草を人の手で(きょうは熊手がなかったのです)かき集め、草の山ができました。
さっぱりと片付いてお茶タイム。まだひとり遺跡発掘中です。

さあ解散という時になって雨が降りだしました。グッドタイミングな作業日でした。

4+

発地の原っぱ(2024.10.6)

5+

きょうは雲におおわれ熱中症や日焼けの心配もなく、ほどほどに作業しやすい午後でした。参加者は12名。日曜日の午後、原っぱで草むしりするのが大好きなひとたち?!

4週間ぶりの発地の原っぱ。青々と草が伸びていました。浅間山は雲にかくれていました。
本日の原っぱの主役はフジバカマとコスモスかな?
草むらにイヌタデの濃いめピンクの花が咲いています。かわいくてたくましい「雑草」!
もくもくと作業しているように見えますが、結構しゃべっています。
この花なんて言うの?と聞かれ、「借りた金返そう」みたいな名まえ・・・カリガネソウです。ちょっと変わった匂いがします。
原っぱの一角にベニシジミが集まっていました。
霧雨が降り始めた頃、作業終了。参加者に「ルイザ券」を配布しています。
今年はアレチウリ(特定外来生物です!)がすごいことになっている、とSさん。アレチウリは一年草ですが、すでに実をいっぱいつけていて、来年はさらに繁茂してしまいます。とにかく今駆除!来年芽が出たら駆除!です。
記念撮影は11人で。映画を見に早退したのはMちゃん。何を観に行ったのかな?

今シーズンの作業はあと2回。10月23日(水)と11月10日(日)です。晴れてくれるといいですね。

5+

前沢の原っぱ(2024.9.25)

7+

先週は30℃を超える日もあり9月の軽井沢ではありえないと思っていましたが、今日の最高気温は20℃に届かず、涼しいを通り越して寒い! でもまあ草刈り作業にはちょうどよいお天気でしたね。

どっから手を付けようか・・・と思案する人たち

オミナエシやワレモコウがワイルドな感じで咲いている

一度刈り込んだオミナエシ。脇から花芽が出てまた咲くので、大きくなりすぎて困るオミナエシは6~7月中にある程度背を短くしておけばよかったかな。
ゴマナ。人の背丈を超えて生い茂っている。
キキョウ。最後の一輪。
ノハラアザミ。
ヨメナ(かな?)
ヒヨドリソウ。アサギマダラは来てくれたかな?
今日は神奈川県や福井県から来て参加した人も。みなさん、おつかれ様でした。
【おまけ】作業の後、シマフクロウさんのお庭でジョウロウホトトギス(上臈杜鵑草)を見学させて頂きました。

7+

発地の原っぱ(2024.9.8)

8+

6週間ぶりの発地の原っぱ。草ぼうぼうになっていました。前日の天気予報ではお昼頃から雨マークがついていたので、中止になるかもと心配でしたが雨は降らず、16人の精鋭が草刈り機と鎌をふるって原っぱの手入れに励みました。

メヒシバ(イネ科)を刈り取る作業。
以前原っぱを耕した時に掘り起こした石を積んでおいたらジバチの巣になっていました。気づかず近くで作業をしていたYHさんが刺されてしまいました!【教訓】庭や畑で石を積んではいけない。危険生物の住処になるかも。蜂の子を採りたいならこれお薦めかも。
アヤメの実とほぼ同じ大きさの「ナガコガネグモ」。白いジグザグ模様はかくれ帯と呼ぶそうです。
草むらにアサマフウロが咲いていました。
フジバカマ。アサギマダラは来たかなあ・・・
コスモスものびのびと育ちました。
作業終了。さっぱりした原っぱと青空です。
そしてアイスクリームタイム。
皆さん、お疲れさまでした。
8+

前沢の原っぱ(2024.8.21)

7+

久しぶりの作業日。いつも写真を撮ってわれもこうのHPに載せてくれるシマフクロウさんがお休みで、副会長のAさんがいっぱい写真を送ってくれました。

①お盆が過ぎて秋の風情ですね
⑩今日は7名の参加者。この写真の撮影者はE.Y子さんです。

写真に番号をふりましたので、花の名前やコメント送って下さい。

蒸し暑い中、原っぱに集まった皆さん、きょうはお疲れ様でした。

7+

発地の原っぱ(2024.7.28)

6+

昨日、ドシャドシャの大雨が降り、今日は朝から蒸していました、作業日なのに・・・。13名の精鋭部隊の出動で原っぱはすっきりきれいになりました。

本日のメンバー。皆いい笑顔!
空と山並みがきれいですね。
コバギボウシ強し。カンカン照りの原っぱでも咲いている。
タンジー(ヨモギギク)。虫除け効果があるそうです。
ネジバナ。今年前沢の原っぱでも発見されましたが、発地の原っぱでも自然に生えてきましたね。どうやってタネが運ばれてくるのでしょうか・・・

エゾカワラナデシコ。いつも短くナデシコ、カワラナデシコと呼んでますが、軽井沢の自生種はエゾカワラナデシコみたいです。(元植物園園長佐藤先生の図鑑「軽井沢の花」に載っているのはエゾカワラナデシコです。)
モナルダ(別名ベルガモット、タイマツバナ)。去年抜いたはずなのにまた生えてます。
ヒメジョオンですか?
浅間山をバックに アサマキスゲ、オミナエシ、コスモスはまだ葉っぱだけ。
「軽井沢町では、二酸化炭素排出量を実質ゼロにする取組の一環として、エンジン式刈払機等から電動式刈払機等への切替えを促進するため、住民が電動式刈払機等を購入するための費用に対し補助金を交付します。」だそうです。充電式の草刈り機は軽くて扱いやすいですね。
原っぱの隣は今年からコスモスのお花畑に。来年、再来年が楽しみです。
【番外編】原っぱの隅っこに地蜂の巣が!!
【番外編Ⅱ】みんなの荷物置き場。カラフルだし、バッグはそれぞれ好きなほう向いていて「われもこう」っぽい。

今日最後に撮った写真は一番最初の集合写真です。作業に参加した皆さん、お疲れ様でした!

6+

前沢の原っぱ(2024.7.17)

8+

天気予報ではお昼頃から小雨模様との嫌な知らせが、前日夕方に有りました。しかし会員の皆さんの熱い思いが通じたのでしょうか。青空が遠くに少し見える中の曇り空。気温も程々の、作業にはうってつけの天気になり、MLBオールスターゲームで大谷君が一発打ったのに気を良くして、原っぱに向かいました。

【作業の様子】

作業開始の号令で原っぱの中に散らばっていきます。
でも作業開始とは言え、お互いに何か話している時間が楽しいのです。
会長はメガネをしての重装備ですね、どうしました。
そうか、草刈機を手にして汗だくで孤軍奮闘的な会長です。
「電動草刈機の調子はどうですか?」「焦らずにマイペースでやってます!」
「何か見つけましたか?」「一番キライなものいる・・・?」
何がそんなに嬉しいのですか? 「この年になるとね、健康こそがお互いの一番の大切なもんでさ。こうして皆に会えて、楽しい作業に感謝してますよ!!」 確かに、私も色々有って実感していますよ。
「さーて、今日はこのへんでおわりにしましょうか」「了解です」
「このイチゴでジャムを作って見ようと思うのよ」「次の機会に食べさせてね!」
今日の参加は15人です。10秒でセットしたカメラは、オカトラノオに焦点が合ってしまうという、前例なき出来事にお許しを頂きたく。画像はボケても、皆さんそれなりに、イキイキと写っているのにホッとしてます。
作業終了後の一番楽しいひと時。小グループが、それぞれの話題で盛り上がっています。会員がやっているカフェの話や小学校での課外活動の支援の話など。

【今日の草花】

ヒョウモンチョウにしばし手を休めました。食草にワレモコウを選ぶとか。この原っぱは最適だね。
オカトラノオ(サクラソウ科) Lysimachia clethroides
ナワシロイチゴ(バラ科)Rubus parvifolius 少し酸っぱかったけど、色鮮やかでジャムなどいけるかな。
アカツメクサ(マメ科)Trifolium pratense ヨーロッパ原産で牧草として輸入、野生化。ピンボケで失礼!
オミナエシ(オミナエシ科) Patrinia scabiosaefolia 少し早い咲きだよね・・・。
チダケサシ(ユキノシタ科) Astilbe microphylla
イヌゴマ(シソ科) Stachys japonica var.intermedia 胡麻ではない似た実がつくとか。
ユウスゲ(ユリ科) Hemerocallis vesperitina  アブラムシ君に甘い汁を出してくれるんだとか。
ヒヨドリバナ(キク科)Eupatorium chinense フジバカマの仲間だが、乾燥草には香りがないらしい。
シモツケ(バラ科) Spiraea japonica これは樹木ですが、似た花をつける草にはシモツケソウがあります。
オオバギボウシ(ユリ科) Hosta montana 我が国の在来種が、英国で品種改良されてガーデニングの貴重な材料として逆輸入。
キンポウゲ(キンポウゲ科) 別名 ウマノアシガタ Ranunculus japonicus
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