前沢の原っぱ(2024.7.17)

6+

天気予報ではお昼頃から小雨模様との嫌な知らせが、前日夕方に有りました。しかし会員の皆さんの熱い思いが通じたのでしょうか。青空が遠くに少し見える中の曇り空。気温も程々の、作業にはうってつけの天気になり、MLBオールスターゲームで大谷君が一発打ったのに気を良くして、原っぱに向かいました。

【作業の様子】

作業開始の号令で原っぱの中に散らばっていきます。
でも作業開始とは言え、お互いに何か話している時間が楽しいのです。
会長はメガネをしての重装備ですね、どうしました。
そうか、草刈機を手にして汗だくで孤軍奮闘的な会長です。
「電動草刈機の調子はどうですか?」「焦らずにマイペースでやってます!」
「何か見つけましたか?」「一番キライなものいる・・・?」
何がそんなに嬉しいのですか? 「この年になるとね、健康こそがお互いの一番の大切なもんでさ。こうして皆に会えて、楽しい作業に感謝してますよ!!」 確かに、私も色々有って実感していますよ。
「さーて、今日はこのへんでおわりにしましょうか」「了解です」
「このイチゴでジャムを作って見ようと思うのよ」「次の機会に食べさせてね!」
今日の参加は15人です。10秒でセットしたカメラは、オカトラノオに焦点が合ってしまうという、前例なき出来事にお許しを頂きたく。画像はボケても、皆さんそれなりに、イキイキと写っているのにホッとしてます。
作業終了後の一番楽しいひと時。小グループが、それぞれの話題で盛り上がっています。会員がやっているカフェの話や小学校での課外活動の支援の話など。

【今日の草花】

ヒョウモンチョウにしばし手を休めました。食草にワレモコウを選ぶとか。この原っぱは最適だね。
オカトラノオ(サクラソウ科) Lysimachia clethroides
ナワシロイチゴ(バラ科)Rubus parvifolius 少し酸っぱかったけど、色鮮やかでジャムなどいけるかな。
アカツメクサ(マメ科)Trifolium pratense ヨーロッパ原産で牧草として輸入、野生化。ピンボケで失礼!
オミナエシ(オミナエシ科) Patrinia scabiosaefolia 少し早い咲きだよね・・・。
チダケサシ(ユキノシタ科) Astilbe microphylla
イヌゴマ(シソ科) Stachys japonica var.intermedia 胡麻ではない似た実がつくとか。
ユウスゲ(ユリ科) Hemerocallis vesperitina  アブラムシ君に甘い汁を出してくれるんだとか。
ヒヨドリバナ(キク科)Eupatorium chinense フジバカマの仲間だが、乾燥草には香りがないらしい。
シモツケ(バラ科) Spiraea japonica これは樹木ですが、似た花をつける草にはシモツケソウがあります。
オオバギボウシ(ユリ科) Hosta montana 我が国の在来種が、英国で品種改良されてガーデニングの貴重な材料として逆輸入。
キンポウゲ(キンポウゲ科) 別名 ウマノアシガタ Ranunculus japonicus
6+

前沢の原っぱ(2024.7.3)

5+

まだ梅雨は明けず、むしむしと暑い日、前沢の原っぱに11人集まり作業スタート。

青々とした原っぱ。あと1~2週間で色んな花が咲き始めます。
今週の主役はオカトラノオ(サクラソウ科)。日当たりのいい場所一面咲いています。
星形の白い花が集まって「虎の尾」。
草むらに隠れて咲くウツボグサ(シソ科)
ギシギシ(タデ科)に巻き付いているのは、ヒルガオ? そういえば去年このあたりでピンク色の花が咲いていました。
なんだ、このふわふわの穂は?? 調べたらチガヤ(イネ科)。若い花穂は食べると甘いそうです。来年食べてみましょうね。
道路に沿って刈払い機で草を刈っていたSさんがネジバナ(ラン科)発見。前沢の原っぱでは今までみたことがなかったので、種をつけて増えていってほしいですね。
今日はアイス無いね、アイス担当のAさんどうしたんだろうね~。真相は次回本人に聞いてみましょう。

5+

発地の原っぱ(2024.6.23)ー作業中止ー

6+

梅雨入り宣言の途端に、日本海で発達した低気圧から伸びた梅雨前線上では線状降水帯が発達し、警報級の大荒れの天気が予報されていました。

朝方は屋根を打つ雨音が激しく、「今日のワレモコウ作業は無し!」と内心ホッとして、11時から始まったMLB中継で大谷君の23号ホームランに家内と一緒に歓声を上げていましたが、何と昼前には雨が上がり明るい空が見えてるではないですか。会長からの「やるよー、雨具を準備してね・・」のLINE情報に「えー・・本当!」の気持ちで現地に向かいました。家を出て間もなく、塩沢交差点から植物園方向に向かうあたりから車窓を打つ雨が激しくなり、発地を目の前にすると一層激しい雨模様です。午後1時20分、幼稚園駐車場で様子を見ていても全く状況は変わりません。会長やメンバーが続々と到着し、顔を見合わせてただ笑うのみ。「こんな大雨によく出てきたわねー・・・」とお互いの行動に「さすがワレモコウの会員、真面目だわ・・」と苦笑するのみです。

Line画像から今日の様子を振り返ってみましょう。

強い雨粒に打たれても笑顔を忘れない、われもこうの会メンバーは凄いよね。撮影の後に到着したHさんや、途中で引き返したYさん等と、撮影者も加わると10名以上もの会員集まった事になる。これぞボランランティア精神の鏡かな!
原っぱに繋がる横断歩道には、激しい雨粒があたっています。

【原っぱの様子と今日の草花】

草刈機が入った跡があります。きっとY会員のご主人がやってくれていたのでしょう。何時もありがとうございます。
この雨で草丈が一気に伸びてしまうでしょうね。次回は7月7日、七夕の日にお会いしましょう。
ムラサキツユクサ
アカツメクサ マメ科 Trifolium pratense
シロツメクサ マメ科 Trifolium repens
オカトラノオ サクラソウ科 Lysimachia clethroides
ハルジオン キク科 Erigeron philadelphicus
6+

ちいき活動みほん市に参加

8+

第12回目になるこのイベントは、会員の皆さんが丹精込めて育てた山野草を住民の皆さんに配布するという、会のPRも兼ねた大切な機会になっています。

今回は130株程を準備し、売上は27000円余で昨年よりは少なかったようですが、単価が安い苗が多かったのでしょうか。売上が活動の目的ではなく、より多くの住民の皆さんに山野草の良さを知っていただくのが狙いです。残った苗は湯川自然遊歩道整備ボランティア「ハナヒョウタンボク」が引き受けて散策路周辺に植え込みますので、皆さんも遊歩道に立ち寄ってみては如何でしょう。

それでは見本市の午前中の準備から、午後の苗配布まで御覧ください。

【陳列準備】

会員が育てた大切な苗を陳列してます。何処に並べたら一番目を引くか、結構悩んでいる様子です。
「これはお幾らいただくの?」「んー・・難しいわね。育てた人に聞いてみる?」

【販売開始】

「どれが良いかな・・・。」「会員が丹精込めて育てていますから、絶対いい花咲きますよ!!」
「この苗はお買い得ですよ。値段は会員のボランティア価格、花が楽しみね・・」「そうは言っても投げ売りは嫌だけど・・・」
じーっと品定めするお客さん。会員はそれぞれ何を思っている瞬間なのでしょうか?
「良いわね・・このナルコユリとレンゲショウマ、私も欲しい・・・」素敵な御婦人に育てられる山野草はきっと幸せだね。
たくさん売れて、ご機嫌な会長。裏方は値札整理などでてんてこ舞い。
売れ残った苗は、湯川散策路の整備に使わせてもらいます。毎年少しづつ植え込みが増えてきましたので、乞うご期待の秋の季節です。

以下は、参加した他のボランティア団体の様子を御覧ください。

写真班担当の小生は、別途「湯川自然散策路整備ボランティア」にも所属。パタゴニア社員のメンバーと、企業協力の手法に知恵を絞る。
軽井沢で膨大に出る落葉を、焼却してしまうのは芸が無いとして立ち上がった腐葉土生産の組織。
軽井沢で広めるべき有機農法や、趣味の園芸の必需品としての需要拡大に挑戦する。
コーヒーサービスのボランティア組織。疲れた時のコーヒー一杯は本当に美味しい!!
子供たちへの童話の紙芝居など、情操教育への貢献に挑戦
記録取材を受けているチーム。1分間で組織のPRをするなんてとても無理!
見本市の開会です。軽やかな音楽で幕を上げました。さー・・頑張るか・・。(午後1時15分)
閉会の挨拶。午後のひと時、参加者の皆様にはお疲れさまでした。また来年も宜しく!!
8+

前沢の原っぱ(2024.6.12)

8+

全国的にも猛暑日が出るような暑い日でしたが、12名の参加で原っぱもサッパリし、散策路が歩き易くなりました。週末には中央公民館で「第12回ちいき活動みほん市」が開かれますが、山野草苗の販売など、参加打合せも兼ねた草刈り作業です。

【作業風景】

最高気温25度超え。強い日差しの中で作業開始ですが、奥の日陰の中で何やら話し込んでいいるメンバーもいます。OKOKですよ・・。
草の伸びる速さに呆れながら、「やらなくっちゃオミナエシも元気なくなっちゃう」と気合を入れてます。
みほん市に持ち込む苗の事前鑑定に、話は盛り上がってます。「これ買ってくれるかしらね」「んー、この葉が元気ないサンショウは止めたほうが良いかも」
「これ何の木?」「コブシかな・・・」違っていたら失礼・
「刈払機でやった後始末が大変」と言葉をかわしながら息合わせる男衆二人。
蛾の幼虫かな? 見事に編み込まれた細糸の中に、いるいる・・・。
今日の参加者は12名。暑さの中よく頑張りました。箱に入っているのは、16日の「ちいき活動みほん市」の出店苗。お疲れ様でした。

【今日の草花】

シロツメクサ【クローバ】 Trifolium repens ヨーロッパ・アフリカ原産の帰化植物
アカツメクサ Trifolium pratense ヨーロッパ原産。牧草として輸入。
ハルジオン キク科  Erigeron philadelphicus 北アメリカ原産 大正時代に渡来
クサノオウ ケシ科 Chelidonium majus var.asiaticum 丹毒を治すので瘡(くさ)の王という説がある
ヤマオダマキ キンポウゲ科 Aquilegia buergeriana 休息地から道路を挟んで反対側の林縁で
アヤメ 花びらに典型的な網目模様が有る
アヤメ【白】アヤメ科 Irisu sanguinea
コンフリー 以前はB12を豊富に含む「軌跡の草」と呼ばれ食用にされてましたが、最近の研究から、含まれるアルカロイドが肝臓障害を引き起こすとして利用が避けられてきています。
8+

みほん市のミーティング(2024.6.2)

5+

今日は発地の原っぱの作業日でしたが雨天中止で、かわりに2週間後に開催される「ちいき活動みほん市」の打ち合わせを行いました。みほん市はわれもこうの会も第1回から参加。軽井沢町民に会の活動を知ってもらう場となっています。またさまざまなボランティア団体の方と交流する貴重な機会となっています。

会員が集まった頃雨があがり、解散するころまた大雨でした。今日入会したひと写ってます!

今日の打ち合わせでは、当日持参する物、役割分担などを決めました。

会員は10時30分から出店準備を始めます。荷物を下ろした車は役場北側の駐車場へ移動して下さい。

お昼ご飯は持参、またはお弁当の注文も受け付けます。(別途、出欠確認とお弁当の希望をメールで確認致します。)

5+

前沢の原っぱ(2024.5.22)

5+

今シーズン初めての「前沢の原っぱ」です。程よく涼しい五月晴れのもと、9名のメンバーが集まりました。

お手入れ前の原っぱ。あちこちにスイセンが咲いています。
Sさんが早めに来て(会員が停めた車を傷つけないよう)、刈払い機で道路脇を草刈り。本日の作業スタートです。新幹線の防音壁のむこうに浅間山が見えます。
コンロンソウ(アブラナ科)。あまり日の当たらない斜面で群落を作っています。
クサノオウ(ケシ科)も湿ったところがお好き。
ヒレハリソウ 別名コンフリー(ムラサキ科)。葉っぱ、美味しそうにみえるんだけど・・・
南側の斜面は一面ハルジオン(キク科北アメリカ原産)が咲いていて、ここでは外来種で刈るか引き抜くかの対象ですが、北米だったらTVドラマ「大草原の小さな家」に出てくる風景??などと妄想してしまいます。
今年もニオイツツジ(園芸品種)が咲いていました。いつ誰が植えたのか不明ですが、草むしりの手を休めて花の香りを楽しんでます。
お茶タイムが終わって、先に帰ったSさん抜きで記念撮影。2枚並べると間違い探しみたいですね。

次回は6月2日(日)、発地の原っぱ 午後1時30分集合です。

5+

発地の原っぱ(2024.5.12)

6+

今年の作業が始まりました。例年よりも2週間程も早い草丈の伸びと、ベテラン会員は話しています。30度近い気温が5月上旬で記録されたかと思うと、遅霜がやってきて新芽の被害が農地に出たとの報道。会員もキジョウロウホトトギスがやられたと悔しそうに話しています。この異常とも言える気候の変化。今年の原っぱの作業には何が待ち受けているのでしょうか。心配すればキリがありませんが、お互いに健康状態には十分に気をつけながら、無理のない作業に心がけたいと思います。

【作業風景】

作業開始前の姿 ハルジオンが咲く中で,アヤメやワレモコウ、の新芽が勢いよく伸び始めていた。
草の早い伸びに驚きながらも、今年の作業が始まりました。手で雑草をムシルのは中々キツイのですが、三股鍬で掘り起こすのも腰に来ます。 掘り起こしてどうする気なのでしょうね?
「随分掘り起こしてくれたね・・!ヨッシ、ジャガイモ畑にしてはどうかね?」食糧自給率が低い我が国になればこそのお言葉か。
皆よくやってるわよねー 
雑草を押しのけて、新しくフジバカマの苗を植えました。秋にはアサギマダラが沢山やってくるのでしょうか。早く大きくなーれと水やりする副代表。
すいません、写真撮影だけやっているわけでは有りません。亡くなったT会員の分まで働かなくっちゃとBC(電動刈払機)を手にしてます。
今年最初の作業参加した15人。 お一人だけ初めての登場は、E会員のお嬢さん 。今年も頑張ろうね。会長が手にしているのは今年4月に栗岩竜雄会員が発刊した「軽井沢探蝶物語」。 皆さんも読んで、蝶博士になって下さいね
解散後の話にこそ秘められた思いがあるのかも。 私には解らない・・・。皆さん疲れてるのに真剣な顔です。

【今日の草花】

サクラソウ サクラソウ科 Plrimula sieboldii
ヒメオドリコソウ シソ科オドリコソウ属 Lamium purpureum
セイヨウタンポポ キク科タンポポ属 Taraxacum officinale
セイヨウタンポポの種子
ハルジオン キク科 Erigeron philadelphicus 北アメリカ原産で大正時代に渡来 蕾が垂れ下がる
オオイヌフグリ ゴマノハグサ科 Veronica persica ヨーロッパ原産で明治初期に渡来
水仙 ヒガンバナ科 栽培種
スイセン ヒガンバナ科スイセン属 園芸種 Narcissus tazetta var.
6+

われもこうの会 新年会(2024.1.29)

8+

われもこうの会にとっては、久しく開かれなかった「新年会」が開催されました。昨年はコロナ禍からの開放で、野外での草取りがマスク無しでも行われましたが、最終活動日の11月に「忘年会か新年会でもやりたいね・・・」との声がどこからともなく上がる程に「人恋しい」一年でも有り、その熱い思いがようやく実現がしました。

会場は副代表の荒井さんのお宅でもあるペンション・メモリーズ。12時半から食事会がスタートして、自己紹介を中心にしながらお互いの親睦を図った3時間があっという間に過ぎてしまいました。

自己紹介のポイントを、軽井沢にいつから住み始めたか、その理由。出身地や、われもこうの会に入った動機等を5分程度にまとめて話して欲しいとの話が副会長からあり、参加した15人のスピーチが始まりました。

何時もは草取りに夢中になった延長での世間話で終わっていたお互いでしたが、一人ひとりのまとまった話を聞く中で、「えーそんな都会育ち。満州でお生まれになった、そんなお年ですか、うっそー。えー御苦労なさったんですね・・」などなど。今まで知らなかった数々のお話に一層身近な仲間としての絆を感じた時間を過ごしました。

副会長の開会の挨拶でスタート。テーブルのお弁当を早く食べたい気持ちは抑え難く・・。画像で手を付けた気分に。
お品書きがあるほどに、中軽井沢「樹楽(きらく)」の特製弁当です。当店の夜のメニューと日本酒の銘柄揃えは気が利いていると評判です。ミカン、花豆、梅漬けは会員の持ちよりです。
お酒が無いのが残念と思っていましたが、T会員がこっそりと 缶ビール1本、水割り1本持参しており、会長と静かに頂きました。
自己紹介のトップがT会員。中部小学校の課外活動に長年関わった事に加えて、パン作りが得意とのお話に、是非講習会をの声あり。
昭和22年7月生まれの我が同級会員。現場草むしりには顔出しが出来なかったものの、今後に期待をとの心強い弁。喜寿のお祝いはこれからですか。
広大な敷地に咲くクリンソウ。これがニリンソウになっても、現場作業に参加するE会員の元気な笑顔に接したいメンバーは沢山います。
ほっちのロッジからの参加です。院長も会員で、山野草を愛でる優しさが医療福祉事業の根底にあるとの嬉しいお話。
T会員はご夫婦での参加は都合で叶わず。こっそり持参したお酒を会長と分けていただきました。毎回草刈機持参での参加に大助かりです。
副会長の奥様が飛び入りでご挨拶。会員からは会場の提供に感謝の意をお伝えしました。
本日参加の中での一番お若い会員です。浅間石が多いコナラ林の日陰地で、如何に山野草の庭に作れるか、毎年悩みながらもご主人と工夫しています。
会員のスピーチに熱心に聞き入る皆さん。「なるほどねー、知らなかったわ。・・・・・・」
最後は恒例の集合写真。お一人が影になって写っていませんでした。大変に失礼致しました。

会合の終わりには、Y会員のご厚意により石川功一氏の素敵な山野草スケッチ絵葉書が一人5枚ずつ配られ、会合の良い思い出にもなりました。

春の総会で、またお会いいたしましょう。会報の準備もありますから、皆さんの原稿を沢山お寄せ下さい。(会長より)

8+

発地の原っぱ(2023.11.12)

10+

今年、最後の作業日です。心配された天気は何とか曇りがちな空に助けられそうですが、北海道・旭川や東北・青森の平野部でも雪が積もったとのニュースに「遂に来たか!」の感を強くしました。

眼の前にはアヤメやワレモコウ等の枯れた葉が、「今日が最後」とばかりに立ちはだかっています。 そんな沢山の枯れ草ですが、参加者が一心不乱(?)に刈取って、あっという間に綺麗に無くなりました。

「もうそろそろ止めようか?」の副会長の小声。「まだ20分もあるじゃない、もう少し!」の会長の声。早すぎる作業に、残り時間をどう使うのか、刈取りの立ち作業から、腰をドンと下ろしてのおしゃべりタイムに突入かと思われる時間になりました。

間もなく風が冷たくもなり、「止めよう・・」の号令を待っていたかのように、皆さんが刈取った草の山付近に集まります。水分補給もそこそこに、集合写真を撮影後は茶菓子をポリポリし、軽く反省会を行って3時に解散となりました。

1年間お疲れ様でした。超暑かった夏の作業を忘れられませんが、また来年にこの場所でお会いしましょう。

【作業風景】

さーて、この枯れ草を刈取って一年の作業を終わるわけね。寒くなる前に早くやってしまおう・・・
なかなか手強いわね・・・・この枯れ草。
刈り取ったら運ばなくっちゃ、「ぼーと」なんかしてられないわよ。
失礼します! 撮影に徹していて一度も作業画像に登場しなかった小生、初めての登場です。
マキタヘッジトリマー 調子は如何ですか?「なかなか便利よ。軽くて、お友達にも貸してあげてるわ。町の助成も出るので買ったらどう?」
ススキの根っこを掘り起こして満足げな副代表 「いやー大変だった。やったよ! これ重いぜ
「重いから腰に気をつけて運んでよ!」「大丈夫よこれくらい、任せなさい。」 ところで、「風情が有ったのに、どうして掘りとってしまったの?」の影の声は・・ 無い、そりゃ失礼しました。
おしゃべりタイムに突入、皆んな何考えて作業してるのでしょうね。しかし、手は確実に動いています。
こちらは、手が止まってますよ・・・・
枯れ草だらけの原っぱの最後の仕上げはビーバーで。 「任せてくれって!!」 
大きな山になった刈り取られた草。数年後にはフサフサした培養土が出来上がります。
参加者14名。 秋深まる発地地区での作業を無事に終えました。また来年の春に再会しましょう。
お疲れ様でした。甘いものでもどうぞ、これは前回の残りなので?少し湿気ってたらゴメンナサイね。
会長から、「今年一年間お疲れ様でした。今年の反省会と、来年の予定も相談したいのですが、初めての人も居ますので自己紹介をまずお願いします。」
来年の会報を出すのに編集長や担当者を決めなくちゃいけないんです。「心配しないで・・僕に任せて」と呟く某氏の背中。「懇親会を企画しては如何」の声がありましたが、結論は??

【今日の草花】

カワラナデシコ ナデシコ科  Dianthus superbus var. longicalycinus
アカツメクサ マメ科 Trifolium pratense
綺麗よねーこの葉っぱの色。 どれどれと押しかけて撮ったのは次の画像です。
ゲンノショウコ フウロソウ科 Geranium thunbergii    花よりも葉の美しさに惹かれる秋のひと御婦人)つぶやき一句
フジバカマ キク科 Eupatorium fortunei  刈り取った際に甘い香気がありました。
ワレモコウ バラ科  Sanguisorba officinalis    オートフォーカスの焦点の合わせにくいナンバーワン

今年最後の花は、会のシンボル吾亦紅です。

10+