発地の原っぱ(2023.6.4)

7+

今年の発地の原っぱでの最初の作業です。一月前の予定日は雨で作業を中止し、植物園でクリンソウの見学会を行いました。前回とは違い、晴れ上がった素晴らしい作業日和になり、午後1時半が集合時間ですが20分以上も前から作業をやっている二人の会員がいてビックリのレポーターです。自宅でジッとしていられずにやって来たのでしょうが、そのハヤる気持は良くわかります。では現場でのスナップを御覧ください。

集合時間の20分前には作業開始している二人の会員です。  参りました・・・。
午後1時40分、集合時間を過ぎて会員がほぼ出揃いました。
最初はタダタタ、黙々と草むしりを進めています。じっと我慢の30分です。
ハルジオン「抜くべきか否か、悩んじゃうなー」 向かいの幼稚園児はなんと思うかな、複雑な心境。
バスの乗客が見つめる先には、会員が作業中 「???・・お疲れ様・」
随分と草が伸びてるね。 Y会員の御主人が一度刈ってくれていたので、これで済んだが、もしなかりせば大変なことに。
作業の後半戦、ついつい世間話に夢中になってしまってね・・このコミュニケーションこそが大切さ。
今年の山野草は季節感が違うと思わない。これからどうなるの? 難しいよね・・解んない・・。
「調子はどう?」 「ボチボチねー 今日はたくさん集まってくれたので、ルイザ券たりるかな?」
作業終了後のお楽しみ会。 初登場の「冷凍お焼き」が不思議な触感でした。 アンコと苺クリームの種類がありましたが、どちらを食べましたか?
アヤメの園で恒例の全員集合です。16人の参加でした。

【作業の開始前と開始後を比較】
作業開始前 ハルジオンなどの草が一杯でした。
作業開始後 スッキリした原っぱになりました。が、少し寂しい感じでも有り・・。

【今日の草花】

シロツメクサ マメ科 Trifolium repense 明治初期に渡来 ヨーロッパ、北アフリカ原産
アカツメクサ マメ科 Trifolium pratense ヨーロッパ原産の帰化植物
アヤメ アヤメ科 Iris sanguinea 花の基部は黄色地に紫色の縞模様
ムラサキツユクサ ツユクサ科 北米から中米原産 品種改良で多様な園芸種が野生化
ハルジオン キク科 Erigeron philadelphicus 上部の茎が中空 蕾が垂れる 北米原産  大正時代に渡来 東京で栽培され野生化
ワレモコウに抱きついた脱皮した殻です バッタだろうかなと思いますが、特定出来ますか

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

作業に向かう途中で、集合時間まで余裕があったので、日頃から気になっていたカルイザワテンナンショウとは如何なる植物なのかを知りたくなり軽井沢植物園に立ち寄りました。不思議な姿をしているテンナンショウの仲間、マムシグサの仲間ですが離山に登る途中でも沢山見ますね。

新井園長の説明で、カルイザワテンナンショウを学ぶ。来週10日には説明会が予定されている様子。
全体がほっそりしたスタイルで、仏炎ぽうは紫色。付属体は細長く紫色 雌雄異株
仏炎ポウの拡大
オオマムシグサ サトイモ科テンナンショウ属 Arisaema takedae 雌雄異株
仏炎ポウのエラが大きく張っている 付属体が白く丸まっている(カルイザワテンナンショウは細く長い)

今直ぐに見られるのは、園の左奥手の行幸啓記念碑の奥手右15mの位置にあります。1本だけ独立していますので目立ちます。ガッチリした姿なので、ほっそりしたとの説明のイメージとは少し違います。

7+

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

You may use these HTML tags and attributes:

<a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>