発地の原っぱ(2022.7.31)

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7月最後の作業日は実に暑い日でした。草の中でも背中への日射と照り返しで体感気温は40度はあったでしょうか。午後1時半からの作業ですが、1日で最も暑い時間帯が作業時間という現実。道路を走っていく乗用車の窓からは「この人達、何やってんの。この暑いのに?」と心配そうに見ていく顔が、今日ほど恨めしく思えた日は有りませんでした。

それでは、作業している皆さんのお姿から紹介しましょう。

【作業記録】

浅間山上空には積乱雲。 夕方には大雨が予想されていますが、早く一雨来いと呟く自分でした。
現場一番乗りの副会長、電動刈払機で夏季騒音防止の自然保護対策要綱遵守の構え。「これ刈ってもいいかな?」「ギボウシは残すんでしょう」「そうだよね・・」との慎重な作業姿勢はさすが。
草刈り機の名手、元気いっぱいで今日も任せておいてよ!! こちらはエンジン式刈払機でいけー。
 「今日は尋常でない暑さよ 程々にね!!」「判ったは、倒れちゃ終わりよね・・」ワレモコウがそば耳立てるのも知らずに・・。
 麦わら帽子だけが物言わず揺れている。じっと沈黙のグループです・・。
女郎花に潜っての作業、道路向かいの知事選のポスターから「8月7日は投票日でーす!!」の声
作業終わりの声。「待ってました!」と副会長が手にする小豆アイスを受け取ります。  「われもこう アイス手にして 生き返る (詠み人知らず)」
たくさん手にしてますね、小豆アイスに本物のアイスブロック。 「その気持ち良くわかりますよ!」この暑さ、よくぞご無事で。
暑さにジット耐えた9人 ワレモコウの陰になって素顔が見れず よかよかー、よか顔は又の機会でよかねー。

今日の草花】

オミナエシ(おみなえし科)女郎花
ユウスゲ(ゆり科)アブラムシが沢山付いてるのは甘い分泌物が出てる証拠か
タンジー(ヨモギギク) ハーブですが毒性ありでお茶等の食用はダメ 防虫効果有りとの会長助言
コバギボウシ(ゆり科) hosta albo-marginata
カワラナデシコ(なでしこ科)
ワレモコウ(ばら科)吾亦紅 この花がバラ科とは想像しがたき姿 花弁は無く萼片が上から下へと咲き進む 
アカツメクサ(まめ科)ヨーロッパ原産で牧草として輸入され野生化
コスモス
ママコノシリヌグイ(たで科)茎の針で継子の尻を拭くとは虐待そのもの ヒドイ名前の植物だが、その姿は可愛いが(ミゾソバか?・・同定頼みます)
オカトラノオ(さくらそう科)もう最後の花です。
某会員が作業中に飛んで来て 「見て!!この蜘蛛の巣、変わってるでしょう」確かに、見たことがない不思議な形だ。通常形では餌が逃げ出すと踏んで、強力な形に作り直したのか?

どんなに暑くても、原っぱの美しさを保とうと頑張る会員の皆さんのど根性に驚かされます。

軽井沢の自然環境の質を高めるために、庭造りの大切さをモットモット伝えていく必要があります。

身近な環境を美しく整えてこそ、町全体の自然環境が少しでも良くなっていくのではないでしょうか。

車から不思議そうな顔を見せていた人も、今頃何かを感じているかも知れません。私達の地道な活動が、次世代の若い方々の心に響くように願っています。

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1 thought on “発地の原っぱ(2022.7.31)

  • by 次回も欠席(スミマセン)会長
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    猛暑の中、作業に出られた皆さん、お疲れ様でした。記念写真はどなたも晴れやかな笑顔で、花のようです!
    おかげさまで8月7日の作業予備日はお休みにします。今年の会報「われもこう」に作業日として載っていますが、8月7日(日)は中止、次回は8月24日(水)前沢の原っぱです。お盆過ぎ、少しは涼しくなっているといいですね。

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