ソフィアの森探索

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国道18号線沿いの、軽井沢町と御代田町境に浅間山国有林が人知れず広がっています。ここに上智大学大学院地球環境学研究科が林野庁東信森林管理署と協定を結び、「ソフィアの森」を設けています。面積約20haのかなり広い森に、毎年大学の学生さん(海外からの留学生が多い)が訪れて環境フィールド研修、動植物モニタリング調査等が行われていますが、昨年はコロナ禍で中止になってしまいました。今回の森の探索は、上智大学柴田研究室の企画で、森を歩いてもらった後にアンケート調査を行い、森から受ける幸福感や満足度の測定を行い、分析することで森作りの方向を探ったり、森に設置されているQRコード付きの案内板の効果を測ろうとするものです。新しいIT技術を使った森の案内手法等を開発しようとする意欲的な取り組みで、5月16日【今回】、6月5日、7月24日に行われます。今回は朝から生憎の雨のため、午前7時に中止の旨を参加者には連絡しましたが、熱烈なファンが現地集合場所(三ツ石公民館)に集まった為に、雨中の現地散策の決行となりました。欠席された方々には、ダメ元で駆けつけた会員の情熱に免じてお許し頂きたくお願いいたします。散策の中で出会った、ちょっと貴重なスナップを紹介いたします。

スズラン(キジカクシ科)有毒物質が全草に持つが花・根に多い ギョウジャニンニク(アイヌネギ)に似ており食中毒の事例多い 2021.5.16 浅間国有林ソフィアの森

アマドコロ(キジカクシ科)春の新芽や根系は食用になるが実は有毒 2021.5.16 ソフィアの森

ベニバナイチヤクソウ(ツツジ科)紅花一薬草と記載するように、傷・虫刺されに効く薬草 2021.5.16.ソフィアの森

ギンラン(ラン科) 2021.5.16. ソフィアの森
特殊な菌類との共生をする半寄生植物で移植不可
花言葉「おとなしい貴婦人」

食草であるムラサキケマン(ケシ科)に体を休めるウスバシロチョウ この食草には有毒物質プロトピンを含む 2021.5.16 ソフィアの森

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