庭の木に、冬の間だけ牛脂を小鳥たちが食べられるように工作しています。餅焼きに使う丸網を二枚重ねた間に牛脂を挟んで木にくくりつけて置くのです。餌が少ない冬の時期の、小鳥たちにとっては貴重なエネルギー補給源になっています。
「野生動物に、むやみに餌をやらないで下さい!」と言われてますが、夢中で脂身を啄ばむ小鳥たちを見ていると、「これぐらいの親切は、いいんだよね・・・、そうでしょう・・」と自分に言い聞かせています。
ところで肝心の牛脂ですが、すき焼きに使う1cmブロックでは鳥の餌には小さすぎますよね。この牛脂は精肉屋さんでは、ブロック肉を切り分けする際に余分な脂身部分を削ぎ落としているんです。その脂身を頂いて来るのですが、最初の頃は遠慮がちにお願いしていました。しかし最近では「あー今年も始まりましたか!」と肉屋のお兄さんが言ってくれるのを良いことに、大きな顔をして頂いて来ます。もっとも何かの買い物をしたついでの時ですがね。そのお店の名前は、小さな声でお教えしますが・・ルイザ券が使える中軽井沢のS精肉店です。
前座が長くなってしまいました。そんな牛脂にアカゲラがやってきました。毎年この季節にやってくるのですが、昨年秋にアカゲラの雌(♀)が、我が家の窓ガラスに激突して一命を落としていたので、今年は雄だけかと少し寂しい思いでいました。昨年までは雄(♂)と♀が交互にやって来ましたのでツガイで住んでいるのではないかと想像していますが、今日見たのは♀でしたので新しいパートナーを見つけたのかと喜んでいます。昨年の暮れに見た雄の画像と合わせてご覧下さい。
今回からは、庭で見られた野鳥を中心にお届けしますので、野鳥に関心のある方は、ご一緒に近くで見かけた野鳥の情報を交換しませんか。コメントもお寄せ下さい。
(注)写真画像追加 2018.1.21
(追記)
雌♀はオオヤマザクラの牛脂に、雄♂はカエデの牛脂にそれぞれが住み分けをしていることが解った。ツガイの様に考えていたが、ひょっとして違うのかも知れない。ツガイなら同じ木に来ることもあるはずだが。
2018.2.18
フクロウのコレクションが趣味。画像は「なんでだろうな?」の標題で長野市の女流切り絵作家の作。好奇心の塊が若さの秘訣か。
今年もご来光から始まり沢山の投稿、写真を楽しみに読ませて頂きます。
よろしくお願いいたします。
窓に激突したアカゲラさんの処分はどうされましたか?我が家の小鳥たちは
最近賢くなったのか窓ガラスに突進してくるのはいなくなりました。
小鳥の種類や数が減ったのも原因かもしれません。
何年か前はシジュウカラ、ヤマゲラ、ウソ、シメ、いろいろな鳥がかわいそうなくらい
激突しました。それを「アースワーム」の福江さんに話したら、死んだ小鳥を
ティッシュペーパーに包みそれをサランラップにくるみ冷凍にして連絡して下されば都合の良いときにとりに伺います。とのことでした。高校生の理科の学習に使うそうです。また激突がありましたら福江さんに連絡して小鳥も最後まで学生の勉強に役に立たせてあげて下さい。
餅網に牛脂を挟む写真、参考になりました。こちらも試してみます。
コメントをいただき有難うございます。ガラス窓への激突は本当にショックな出来事でした。これまでも5~6件は有ったはずで、家族は怖さが先に出て後ずさりするだけで、都度私が庭の片隅に埋めておりました。福江さんのお話を伺いましたが、小生は面識が有りませんので機会が有りましたらご紹介いただければと思います。ガラス窓の後ろにカーテンをシッカリするようになってからは回数は減っていますが、ゼロには成らないのが残念です。