前沢の原っぱ (2017/10/18)

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雨の日が続いた。今日は珍しく晴れたが、作業をしていても肌寒く感じる日であった。参加者は9名。種の収穫、枯れ草の整理、立木の剪定を行った。

 

原っぱ前景(東南側より)


原っぱ前景(北東側より)

原っぱ前景(北西側より)

作業をするとこのように「ひっつきむし」状態になる。

「ひっつきむし」の正体

桑の木を取り除く。桑の実はおいしいのだが、成長力が大きく、原っぱを日陰にしてしまうおそれがあるので、引っこ抜くことになった。

作業後のおやつタイム。今日の話題は冬の暖房。寒がり屋のEさんが冬の暖房は何がいいのよ〜…、と口火を切ったので、この話になった。三人が床暖房を使っていて、まことに心地よい、との意見。その中の一人が、最厳寒期(2月)で灯油の消費量は10リットル/日である、と定量的な意見。長野県の灯油価格を、〜1300円/18リットルとして、〜21000円/月となる。このような情報はこれから軽井沢に移住しようと考えて別荘建築を計画している人たちには非常に役立つ情報だと思うがなかなか見つからない。私も軽井沢で家を建てる経験をしたが、軽井沢での…、という限定的な情報はネットでも見つからなかった。仕方なく北海道での情報を基に暖房を何にするかなどをを決めたが、確信が持てないまま、建築にゴーサインをだした。ちなみに、私の場合「床暖房」は初期の段階でボツにしたし、その考えは今も変わっていない。ただ、絶対的な正解というものは無く、その人のライフスタイル・物の考え方・建築する家の状況・寒さの感じ方、そして懐具合、などに大きく依存する。そこで、会員の皆様の実体験に基づく情報を集めれば、これから軽井沢にやってくる人たちに役立てるなあ〜、と考えている。ちなみに、軽井沢に来てどうだったか、満足しているか、それとも…、ということに関しては、会報誌「われもこう」のバックナンバー第35号に掲載しています。ご興味のある方は、このホームページで閲覧できますので、ご参照願います。

今日の花たち
(付録:種たち)



オミナエシ(?)

 

アカツメクサとイヌタデ

 

 

マツヨイグサ

 

ヒメジョオン。今時になると株が小さくなるので別の花かな、と思ってしまう。

 

ミズヒキ

 

 

ハーブの仲間のようだ。

 

ユウガギク。この個体は色が極めて鮮やかであるので別種かも…。

 

ナワシロイチゴ。まだ実が残っていた!

 

オミナエシ

 

オカトラノオ

 

?の実

 

ワレモコウ

 

 

アサマフウロ(?)

 

 

ビロードモウズイカ

 

ビロードモウズイカ。一つのつぶつぶに小さな種が沢山入っている。これほど多くの種がばらまかれると、周囲はビロードモウズイカだらけになるように思われるが、実際は全然そんなことにはならない。ちなみに、種は100年以経過しても発芽することを実験的に確かめた人がいる。実験した研究者(およびその弟子たち)は立派!

チダケサシ

すっかり秋らしくなった。

 

 

今日の虫たち

 

 

 

?。ワレモコウの蜜を吸っているのかな?

 

ツバメシジミ

 

通称、ユキムシ(雪虫)。北海道では、これが舞うと初雪まで一週間、と言われている。北海道各地での実地調査の結果、一週間ではなく、平均値として3週間であったそうだ。これに基づくと、軽井沢での初雪は11月8日ということになる。はたしてその結果は…。ユキムシが多数舞う姿は冬の到来を告げる「雪の妖精」などと美しく表現され、初冬の季語にもなっているが、アブラムシの仲間である、と聞かされると、趣ざめになる。ユキムシの生態は変わっている。興味のある方は調べてみてくださいね。

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