5+
飯山市にある「なべくら高原・森の家」のスタッフが熱い闘いを始めました。近くにある関田山系を縦走する110kmの信越トレールを車椅子で踏破出来ないかの挑戦です。
今年の夏に一つの問い合わせがありました。「私、下半身に障害があり歩けないんですが、森や山が大好きなんです。信越トレールのブナ林がとても素敵だと聞いていますが、車椅子では入れないんでしょうか。他では断られてがっかりしてるんです」
森の家の施設周辺なら既に対応ができるように準備してる。しかし起伏の大きい山道のトレールとなると話は違う。だが献身的なスタッフの熱い心が結集した。「諦めないでやってみよう、まずは試験トライアルだ」
前代未聞の信越トレールの全線踏破に向けて挑戦が始まった。
11月1日、試行錯誤の初日は生憎の小雨模様だが、悪天候を吹き飛ばす程の気合の入った掛け声がブナ林にこだましました。来年春の雪解けまでには数多くの課題解決に目処が立っているかが期待されます。
5+
フクロウのコレクションが趣味。画像は「なんでだろうな?」の標題で長野市の女流切り絵作家の作。好奇心の塊が若さの秘訣か。
Leave a Reply