車椅子で山道踏破を企画

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飯山市にある「なべくら高原・森の家」のスタッフが熱い闘いを始めました。近くにある関田山系を縦走する110kmの信越トレールを車椅子で踏破出来ないかの挑戦です。

今年の夏に一つの問い合わせがありました。「私、下半身に障害があり歩けないんですが、森や山が大好きなんです。信越トレールのブナ林がとても素敵だと聞いていますが、車椅子では入れないんでしょうか。他では断られてがっかりしてるんです」

森の家の施設周辺なら既に対応ができるように準備してる。しかし起伏の大きい山道のトレールとなると話は違う。だが献身的なスタッフの熱い心が結集した。「諦めないでやってみよう、まずは試験トライアルだ」

前代未聞の信越トレールの全線踏破に向けて挑戦が始まった。

11月1日、試行錯誤の初日は生憎の小雨模様だが、悪天候を吹き飛ばす程の気合の入った掛け声がブナ林にこだましました。来年春の雪解けまでには数多くの課題解決に目処が立っているかが期待されます。

間もなく初雪がやって来る関田峠の風は冷たい
「こんなブナ林の中を車椅子で歩いてみたい」 依頼者の熱い願いがスタッフを動かした
フランス製の車椅子 見た目よりも遥かに軽く、頑丈に出来てる
さあー登り始めるぞ! 大丈夫か、ヨシ行くぞ!
わー滑るぞ、気をつけて
前2人、後ろ1人の試みだが、交代要員をどう配置するかなど課題は多い
ヨイショ‥ヨイショ・・・
サー頑張って! 積もるブナの葉の柔らかなクッションと滑る両面をどうこなして行くか
何とか1つ目の坂を登りきって平坦な稜線に着いたようだ 一息つく

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