前沢の原っぱ(2022.6.29)

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最高気温32度の予報の中で、原っぱの直射日光の下では35度の猛暑日ラインを超えたかもしれない、本当に暑い日の草刈り作業でした。午後1時半という集合時間は魔の時間帯で、今夜は夢の中でウナサレルかも知れません。

こんな暑い日には、作業に集まる人は少ないはずと会長は予想していました。しかし午後1時半前に続々と集まるメンバーを遠目に、「みんな、こんな日には誰も来ないかと心配して集まってくれるのね。有難いことよねー。」

誰も来ていない現場に到着し、メンバーが集まる前に花の写真を撮ってましたが、汗で目が塞がり画像の出来が心配です。今年の草花はいつもより元気が良いようです。散策路にふさがるオカトラノオの多さに感心し、また、オミナエシ等も何時もよりは沢山の株が育っているように見えます。メンバーが続々と到着します。来た順番に駐車する車の数は4台。歩く人の迷惑にならないようにキチンと整列駐車。荷台から刈払機を取り出して、早速に作業準備が始まりました。

新幹線や浅間山も「暑いよ!!・・無理しないでね~」と話しているようです。2022.6.29 13時半
「貴女の家の庭、夏場は少し暗くなり過ぎない?」「そうなんですよ。木を切るのに抵抗有ったんですが、少し間伐することに決めました。山野草の育たない庭ってつまんないですから!!」      「それはそうと、今日は暑いから、日陰から出て作業しちゃダメよ・・」 
会長、副会長の密談です。 「このビンの種を今から蒔いて芽が出ると思う?」「蒔く人の気持ち次第じゃないかな、何の種?」
猛烈な暑さを背に受けて、刈払機の名手は黙々と作業開始。
暑さで倒れそうです。安全第一で作業は早めに切り上げました。冷たいアイスクリームの前に、北海道のお土産、ブナの北限「黒松内のブナ煎餅」です。今どき珍しい大型の瓦煎餅、味はいかがでしたか。
木陰の中で暑さも忘れて、みんな揃って、「はいポーズ」  2022.6.29

【今日の草花】

ウツボグサ(しそ科)靱草 昨年より増えたようですね。
オカトラノオ(さくらそう科おかとらのお属) もう直ぐ真っ白な花になりますね 。 今年は随分たくさんの株が見られています。
アヤメ(あやめ科) 和名の文目(あやめ)は、外花被の基部にある文様から付けられたとのこと。
シモツケ(ばら科しもつけ属) こちらは樹木で、シモツケソウ(ばら科しもつけそう属)は草です。シモツケの仲間にはコデマリやユキヤナギがあります。
バライチゴ(ばら科) クサイチゴと葉の形が違って、細長くふちに重鋸歯があります。
ナワシロイチゴ(ばら科) 葉の形が特徴的 蜂も蜜を集めにやってきています。
ヒルガオ(ひるがお科) 滅多に果実は付けずに、地下茎でふえます 若葉は食用になり、全草を煎じて利尿薬に用いるそうです。
シロツメクサ(まめ科) ヨーロッパ、北アフリカ原産で、クローバーの名で知られる帰化植物。
アカツメクサ(ムラサキツメクサ:まめ科) ヨーロッパ原産で、牧草として輸入された帰化植物。
マムシグサ(さといも科てんなんしょう属) 雌雄異株で性転換するという珍植物だそうです。  茎が蛇の肌色でチョット嫌な予感がします。
オミナエシ(おみなえし科) 黄色の花までには、まだ時間が必要でしょうね。 オカトラノオが寄り添って「僕と一緒に咲こうよ」と語りかけています。
ギシギシ(たで科) 名前の由来は如何なるものでしょうね、興味あります。

【番外編】

桑の実 園地の近くで実っていました。 コムクドリなどの野鳥が雛を育てるために盛んに運んでいます。
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2 thoughts on “前沢の原っぱ(2022.6.29)

  • by カイチョー★
    3+

    お土産ごちそうさまでした!
    6月にこの暑さ、軽井沢で経験するなんて。熱中症になる人いなくてよかったです。
    ちなみにアイスクリーム代は、原っぱの近くの「タルタニアン」様からのご寄付でまかなっています。この場を借りてお礼申し上げます。

    3+

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