11月になり、もうすぐ1年が終わると思うと少し焦りますね。寒さも程々の中、運動がてら自転車で雲場池に出かけ、帰りに旧軽別荘地の紅葉を散策することにしました。
皆さんも家にばかり籠もっていないで私と一緒に出かけましょう。
まずは雲場池を散策しましょう。駐輪場には沢山の自転車が止められています。
ゲートを入ると沢山の観光客がいます。全員マスク姿は昨年と変わりませんが、どこか明るさがマスクの目元から感ずるのは嬉しいですね。右の小道を使い一周しましょう。
何時ものことながら紅葉の色づきが美しいですねー。ここ数日の冷え込みが色づきを良くしてくれたのでしょう。
最近ご婦人のカメラマンが多くなってきています。カメ女の一眼レフに比べて吾輩のバカチョンカメラは小さいが性能抜群です。30倍のズーム機能も付いています。ただし、予期せぬショックでレンズが突然飛び出し、カバンの中で駆動装置がイカれたこと数度有ります。
紅葉の発色を画像に表現するには光の強さが決め手です。光が葉に上手く当たってくれれば良いですが、なかなかそうは行きません。ジッーと待つのも限度有る中で、イラツイては良い画像は絶対に撮れません。
池の周りには素敵な別荘があります。その家の借景が雲場池なのはとても羨ましいですが、その別荘を背景にした紅葉の姿も軽井沢ならばの良いアングルです。見ると太い切り株が見え隠れする家があります。ウラジロモミも大きくなると素敵な高原別荘地ならではの景観ですが、風で倒れると被害も甚大。腐れが入ったりで伐採したものでしょうか。
池の泥が多くなり、泥揚げ処理工事を数年前にやりましたね。池底が澄んでキレイになり野鳥類も住みやすくなった??のか、潜ったりして餌を探しています。オシドリらしく番いで寄り添っている姿が愛らしいですね。
池の上流までは行ったことはありませんが、少し足を伸ばしてみましょう。途中に橋が掛かっており、対岸に渡る事が出来ますが今回はできるだけ上流まで行ってみようと思います。
紅葉は少ないですが、代わりに緑の背丈の高い草や、水から少しだけ顔を出しているクレソンらしき植物にお目にかかります。
早い流れに身を任すカモ君が群れをなして気持ち良さそうに泳いでいます。
ここから反転し、下流に帰ります。木橋の上に子供連れの家族が歩いていますが、「わーお母さんキレイキレイ、見てー、今歩いてきたところ綺麗でしょ!」と大きな声ではしゃいでいます。家族を迎えている自然の美しさは、どんな家族にも幸せをプレゼントしてくれると思うと、地元の住民としてもっともっと自然環境に神経を使わねばと思います。
駐輪場まで引き返し、これから行くのは雲場池に流れ込む水源の一つで「ホテル鹿島の森」のすぐ脇から湧き出る水源です。
ここの水源は「御膳水」と呼ばれて、古くから旅人の疲れを癒やす貴重な水として利用されてきましたが、明治天皇が軽井沢に立ち寄られた際にもこの水でお茶を点てて差し上げたとか。水源にはどなたが植えたのでしょうかワサビが育って居ました。
雲場池の水源の旅はここ迄にして、自宅までの帰り道は旧軽井沢の別荘地の紅葉をちょっとだけ拝借してきました。
コナラ、アカマツの上木に混じってカエデ類が見事に色づいている某企業の宿泊所、ストーブに使う薪を壁際に積み上げている家、外壁が木造のモダンなデザインに映える紅葉など、深まる秋を堪能しての2時間半の自転車旅を終えました。汗をビッショリかいてます。
フクロウのコレクションが趣味。画像は「なんでだろうな?」の標題で長野市の女流切り絵作家の作。好奇心の塊が若さの秘訣か。
Leave a Reply