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6月7日の野外作業後に、会員では一番お若いI さんのお庭に伺いました。午前中に熊の出没が広報された追分から、御影用水の橋を渡り南に下った御代田町に位置します。
2年ほど前に新築され、敷地約300坪ほどの凡そ半分にあたる南側斜面のコナラ林が広いお庭になります。土地の特徴は浅間山の噴火による追分火砕流の跡地らしく、火山性堆積物が多く土壌条件は決して良いとは言えません。しかし厳しい条件にあった山野草類がたくましく育ってくるのを、じっくり時間をかけて庭づくりするのも若いI さんご夫婦にとっては楽しみになることでしょう。ご近所の似た条件のお庭を拝見したり、会員のアドバイスをもらいながら長期的な計画を作ってジックリ個性的なお庭作りに挑戦してはどうでしょうか。
一つの提案として、①樹林による日陰が多いので、一部(樹木2~3本)伐採し日光が入る空間を作り、その場所の土壌改良を試みて、サクラソウやユウスゲ、フウロソウ類の山野草を入れる。②樹林下の凹部分に礫類を除去して腐葉土を入れて保水性を考えた土壌改良をしたところに(樹林下に複数ブロック配置)レンゲショウマ等の耐陰性のある山野草を入れる等してはいかがでしょう。
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フクロウのコレクションが趣味。画像は「なんでだろうな?」の標題で長野市の女流切り絵作家の作。好奇心の塊が若さの秘訣か。
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