大嘗宮(だいじょうきゅう)拝見

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大嘗宮が12月8日まで一般公開されています。地下鉄千代田線、二重橋前(丸の内)駅から皇居坂下門に向かい、セキュリティチェックを受けて入場します。10分ほどで大嘗宮に到着しますが、沢山の人が並んで記念写真を撮ってます。今月14日の夜から15日未明にかけて行われた大嘗祭の儀が、この建物の中で行われましたが皮付きの木材が柱や梁に使われており、普段は目に出来ない建築様式です。長野県からは国有林のカラマツが出品されましたが、皮が剥がれないように注意に注意を重ねて皇居に運ばれたそうです。

ところで大嘗祭は、毎年11月に天皇陛下が五穀豊穣や国家安寧を祈る「新嘗祭(にいなめさい)」の中で、皇位継承に伴う即位後に初めて行われる儀式を言うのだそうです。

皇居内へのセキュリティチェックは正面テントで  入場締め切り時間(午後3時)間際で比較的空いていた 2019.11.26 2:50pm

大嘗宮参観の入り口 南から北方向を見ている ほぼ中央に南鳥居(南神門) その左上に屋根の一部が突き出て見えるのが主基殿(すきでん) 2019.11.26 3:08pm

大嘗宮 南鳥居(南神門) 黒木造(皮付き)の鳥居は北海道産のヤチダモを使用 柴垣には榊が差し込まれている

左の建物は膳室で、神饌を調理する場所 中央は主基殿(すきでん)

正面の南神門から屋根だけ見えた主基殿(すきでん)を後ろから見ている 悠紀殿(ゆうきでん)での儀式の後に同様の儀式がこの中で行われる

左の大きな建物が廻立殿(かいりゅうでん) 天皇が儀式前に沐浴し祭服に着替える場所
右の建物が主基殿(すきでん)

廻立殿の階段は皮付きのカラマツ材

廻立殿(かいりゅうでん)(右)と悠紀殿(ゆうきでん)(左) ツワブキが満開の庭

大嘗宮の建設は清水建設が受注した。予定価格15億4200万円に対し6割で落札したとか。神聖なる建物の建築であればこそ、企業共同受注で随契という前回の方法が妥当ではなかったのか。

東京は今が紅葉。色鮮やかな、この樹木名は??

宮殿近くでは、山茶花(サザンカ)が満開

大手門から出ると丸の内ビル街 銀杏が黄葉する夜景の始りで一日の活動が終わりが近づく   2019.11.26 4pm

 

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1 thought on “大嘗宮(だいじょうきゅう)拝見

  • by バアソブ
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    本当にまたとない機会ですね。私には大変な無駄遣いに思えますが、伝統を保とうとすると、エコなどという現実的な考えは捨てるべきなのでしょうね。

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