9月も半ば、中秋の名月も残念ながら深い霧の中にあり、肌寒さに震え上がります。庭には秋の山野草が咲き始めましたが、何と言ってもアケボノソウの花弁に優る感激はありません。会員のYさんから4年前に苗を頂いたもので、見事に増えて立派な姿を見せています。毒草と言われるトリカブトですが、某植樹祭の会場で分けてもらったもので、味わい深い色と形に見入ってしまいます。そしてホトトギスも代表的な我が家の秋の山野草です。花の形の変化を毎年楽しんでいます。
秋の草花が咲き始めました
シュウメイギク(秋明菊)、アケボノソウ(曙草)、トリカブト(鳥兜)2019.9.13
アケボノソウ(リンドウ科センブリ属) 花弁の黄緑色の班を山に、小さな黒斑を夜明けの星に見立てたとの説 2019.9.13 自宅庭
何故か黄緑斑の箇所に蟻がいるが、甘い蜜でも出ているのか?
トリカブト(キンポウゲ科トリカブト属) 根茎にアルカロイドを含有する有毒植物 花の形が舞楽でかぶる冠(鳥兜)に似ているため
ホトトギス(ユリ科ホトトギス属)
花の紫点をホトトギス(野鳥)にある斑点に見立てた
2019.9.13 自宅庭
シロホトトギス 2019.9.13 自宅庭
シロホトトギス 蕊が紫の変種 2019.9.13 自宅庭
ジョウロウホトトギス 上臈とは宮廷で奉仕する貴婦人のこと その姿に喩えた花の名前 2019.9.14 自宅
フクロウのコレクションが趣味。画像は「なんでだろうな?」の標題で長野市の女流切り絵作家の作。好奇心の塊が若さの秘訣か。
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