ブナの森、鍋倉山に

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飯山市の北部に位置する鍋倉山(1288.8m)。5月16日は気温30度近くを記録する真夏日になったが、鍋倉山には残雪が残り、上半身裸で昼寝する姿も見られた。雪で押しつぶされ、湾曲しながらも強く生き抜こうとする広葉樹の若木たち。深緑に移行しようとするブナの森に、小鳥やハルゼミ(?)の鳴き声が響き渡る中、コブシの甘い香りが漂っていた。かつて伐採の危機に直面したブナの巨樹の森に、全長80kmの日本一長い信越トレイル(散策路)が走っている。計画段階の20年近く前からこの事業に係わっているが、新幹線が飯山駅に停車するようになってから、急速に外国からのバックパッカーが多くなり本格的なトレッキングブームの到来が予見される。時代の魁を行くNPO信越トレイルクラブの総会への道中に立ち寄った鍋倉山だ。

残雪を背にした除雪車 2018.5.16 関田峠手前

残雪にノタル広葉樹 2018.5.16

鍋倉山 ブナ太郎等のブナの巨樹が眠る森 2018.5.16

緑濃いブナ林に真っ白なコブシが映える 関田山系

コブシ モクレン科 花の下に1枚の葉をつける 葉が付かないのがタムシバ

コブシ 開ききる前のきりっとした姿も魅力的 
2018.5.16

蕾の姿から、艶やかな花が想像付きますか?  美しきものには魔力有り、は真理ですね

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