世界らん展が今年も東京ドームで2月17日から23日まで開催されました。毎年楽しみにしている展示会で、今年は平日に出かけましたが沢山の来場者があり、とりわけ我らと同年輩のご夫婦連れや、ご夫人達だけのグループ連れが目立ちます。美しい蘭をバックに記念写真に納まる奥方の笑顔や、「これ好きなんだよねー・・」「え!何、なに・・」等と友達同士で夢中になって話しているおば様方の笑顔が会場中に見られます。足を棒にして展示会場を廻った後に、蘭の販売店の中をうろつきました。沢山の人が狭い通路にひしめき合っており、ゆっくり品定めする余裕はありません。私は出来るだけ、管理に場所を取らないような小ぶりな苗を1~2本購入しています。しかも何が咲くか解らない様な、花なしの苗をスリリングな気分を楽しみながら買っています。売り子さんは、「来年は必ず綺麗な花が咲くよ!嘘言わないよ! 2時間限定の半額セールだよ!」と気合良く売っていますが、購入後5年待ってようやく花が咲いた経験もしていますから、蘭栽培には気長に構えるのが肝要でしょう。
さて会場には、たくさんの蘭が展示されていますので、その様子を3回に分けてご紹介します。
(第1回目) 毎年、開催テーマを決めてディスプレイする特別コーナーがありますが、今年は「楽園・南国・熱帯」です。会場入口に置かれた大きな水槽にはカラフルな熱帯魚が泳ぎまわり、その水槽を色とりどりの蘭の花が取り囲んでいます。 また、「ふしぎなアフリカの蘭たち」をテーマにした展示コーナーが有ります。日本の美コーナーには、日本いけばな三大流派(華道家元池坊、いけばな草月流、いけばな小原流)による特別企画展示が行われています。また華道家の假屋崎省吾さんのディスプレイもあります。
(第2回目) 日本大賞2018は、出品された7部門(個別部門、フレグランス部門、ディスプレイ部門、フラワーデザイン部門、アート部門、ミニチュアディスプレ部門、ハンギングバスケット部門)の作品の内の、個別部門から選出されます。個別部門は洋蘭、東洋ラン、日本の蘭などのあらゆる蘭を対象にして、41のカテゴリーに分けて審査されていて、カテゴリーごとにブルーリボン賞(第1席)、レッドリボン賞(第2席)、ホワイトリボン賞(第3席)が選ばれます。41のブルーリボン賞がトロフィー賞に選ばれて、この中から上位18作品を部門賞とし、この部門賞の中で最も優れた作品に日本大賞が授与されます。今回の受賞作品を中心に見ていきます。
(第3回目) 個別部門を除いたディスプレイ部門や新しく加わったハンギング部門等を見ていきましょう。
フクロウのコレクションが趣味。画像は「なんでだろうな?」の標題で長野市の女流切り絵作家の作。好奇心の塊が若さの秘訣か。
世界の蘭って スゴイ!
夜になると 甘い香りを漂わせる アングレカム(アフリカ原産)にとても興味を
持ちました。
私も好きで見に行きます。
今年は残念ながら行けませんでした。
去年はサル顔のランが展示されていてびっくりしました。
まだまだ不思議な世界、沢山ありますね。
我が家の庭守りがいなくなって、4年も経つと鉢植えは鉢だけになり、根を下ろしたものも雑草に負けそうになって小さくなってしまっています・・
私も退職したら自分の庭を作りたいと思います。お花はいいですね!
仲良しの友人と一緒にずっと見に行っていましたが、彼女が亡くなってからはご無沙汰です。一緒にあちこちにいったころを思い出してしまい、足が向かなくなってしまいました。
蘭に罪はないのですが。
我が家の蘭類はスパルタで、やっと花芽が伸びてきました。咲くのはしばらく後になりそうです。