高原のリンドウ

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眼下に草津温泉を望む志賀草津道路(国道292号) 2017.9.13

 

草津温泉から白根山を経由して渋峠、志賀高原に下るルートで見つけたリンドウの花は、下界で見るよりもズーット深い青でとても美しものでした。岩石わらの中に育っているものや、笹に覆われたブッシュの中でツガザクラ等の他の高山植物と一緒になって生きているものなど、変化に富んだ高山地帯で逞しくも可憐な姿を見せてくれています。

リンドウの根を干した物を竜胆と言うそうですが、苦いものの代表である熊胆(くまのい)よりもリンドウの根を煎じたものが苦いことから充てられる名称で、漢方の胃薬として利用されているようです。

昨日は最高気温が14度台で10月中旬の気候だったのに、台風一過の青空で気温が30度に近づいては身体がついて行けません。 元気一発!!竜胆 気合を入れないと倒れてしまいそうです。

 

白根山火口周辺は瓦礫の山 樹木は育たない厳しい自然環境に 2017.9.13

森林限界付近は深い笹に覆われているが、この笹とも共生しつつリンドウが生き抜いている

岩石地のリンドウ 2017.9.13
白根山

笹の中での生存競争には負けないぞ!

オヤマリンドウ(リンドウ科)が正式な名称 茎が太く、いわゆるリンドウは茎が細いので区別可能

オヤマリンドウ 2017.9.13
深山に生える日本特産の多年草 根が竜胆として薬草として利用される

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