離山登山(2023.3.31)

7+

春からの、会員の皆さんとの登山の下見に行ってきました。(お天気が良ければ4月13か14日に計画しませんか?)

9時15分に南口登山道を出発し、山頂には10時23分到着です。ほぼ予定通りのペースでしたが、2ヶ月ぶりの登山で、出始めた(いや、出ている)お腹が苦しいくてシンドい登山になりました。登山道はどなたかが手入れをしてくれていて、雨水が土を掘り起こさないような工夫が随所に見られました。山野草類はこれからですが、スミレの早いのが見られサクラソウは芽が出始めたところで、一週間もすれば花もチラホラ見れるかも知れません。アブラチャンの黄色い花が森林内に見られ、のどかな春を感じさせてくれてます。(平地の庭では山茱萸(サンシュユ ミズキ科サンシュユ属 Cornus officinalis)が似た様子を見せていますね)

のんびりと、写真を撮ったりして楽しみながらマイペースで登るに限る登山です。

そうそう、NHKテレビ小説で植物学者の牧野富太郎博士がモデルとなる「らんまん」が来週から始まりますので、植物名には学名(ラテン語)を付記するようにしました。(とても覚えられませんが)

南登山口の庭ではカタクリが蕾をもっていました。もう数日で咲くでしょうね。 カタクリ(ユリ科カタクリ属 Erythronium japonicum)学名に日本が入っていますので日本固有種かも知れません。
割石を積んで登山道を補修しています。雨が多少降っても安心。補修してくれた方に感謝です。
サクラソウ(サクラソウ科サクラソウ属 Primula sieboldii) 花までには後1週間は必要でしょうか。
ヒナスミレ(Viola takedana)かシハイスミレ(Viola violacea) スミレの専門家の方同定ください。
アブラチャンの花 果実から採取した油は灯油に利用した。チャンとは瀝青(瀝青)の事で天然アスファルトや石油等の炭化水素類の総称。
アブラチャンの花(クスノキ科クロモジ属 Lindera praecox)
登山道に沿ってイノシシ様がミミズ掘りしてます。凄いパワーですが、割に合う餌を口に出来るのでしょうか。寝てる方がマシと考えるのはグータラ人間様の考えることかな。
この木道が山頂が近いことを教えてます。木製のために痛みが多くて、役場の担当者も苦情に頭が痛いとか。
山頂 10時23分 噴煙が見えますよね。顎髭が結構決まってきました。
浅間山山頂からの噴煙 10時41分
春ですね。翅が傷んでいるように見えますが、まさか厳しい冬を耐えてきた姿ではないでしょうね。ヒオドシチョウでしょうか、どなたか同定してください。
冬場の餌になった樹木。皮が剥がされると枯れるしか無い運命なのです。樹皮の下に形成層という樹木の太る細胞群があります。これが樹液を吸い上げている大切なところなのですが、厳冬期の動物には命をつなぐ貴重な食材になっています。
東南部の見晴台から浅間駅とプリンススキー場を望む。
一体何者ですか? モグラですか、まだ死んで間もない様子で体も柔らかかった。穴から出てきて日向ぼっこして寝ていたのかな。下山途中で見つけたのですが、可哀想な姿でした。
7+

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

You may use these HTML tags and attributes:

<a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>