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6年前に球根を植えたヒガンバナが、ようやく真紅の花を咲かせました。毎年初夏には細い葉を出しては、いつの間にか消え去っていた植物。どこか得体の知れない不思議な植物、それがヒガンバナでした。昔住んでいた房総半島では、黄金色の稲田の畦に群れをなして真っ赤な花を咲かせているのが秋の風物詩でした。そんな思い出の再現と思って植えたのですが、まさか6年もかかるとは・・・。真っ赤な細い花びらと、ヒゲのような赤い雄蘂と雌蘂、いずれもが皿のように彎曲し、美しい絵になる姿を見せています。しかし油断禁物です。美しい花にはトゲがあるがバラで、美しい花には毒があるがヒガンバナなのです。スイセン同様に、鱗茎と呼ばれる球根部分にアルカロイドを含む有毒植物なのだそうです。御代田にある山野草店のご主人にこの事を話したところ、「軽井沢の様な標高が高いところで咲くのは珍しい!」との事。会員でヒガンバナを咲かせている方がいましたら、コメント欄に情報をお待ちします。
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フクロウのコレクションが趣味。画像は「なんでだろうな?」の標題で長野市の女流切り絵作家の作。好奇心の塊が若さの秘訣か。
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