発地の原っぱ(2018/7/8)

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昨日まで雨だったが、今日は作業を始める頃には雨があがった。参加者9名(女性:5名、男性:4名)。草刈りと草むしりを行う。雨上がり直後なので、土が湿っていて柔らかく、作業は捗った。

 

北西側から原っぱを望む。

 

南西側から原っぱを望む。

 

南東側から原っぱを望む。

 

今日の長老ガーデン。
前回、野草の種を撒いたが、当然のことながらまだ発芽していないので寂しい、と言う長老の言葉を受けて、原っぱに散在していたカワラナデシコの苗を皆手分けして集め、移植した。が、「これ、カワラナデシコなの?」という誰かの声が…。すると、急に皆自信がなくなり、「カワラナデシコじゃないかも?」と疑念が生まれた。どうしょう? そこに長老の一声「花が咲けばわかる!」となり、花が咲くのを待つことに…。(花知り博士に聞けばすぐわかるのだが、残念ながら、博士は本日不参加。)

長老ガーデンを耕しているうちに出てきた球根。
何の球根かわからないので、植え直しておいた。

 

オヤツの時間。
オヤツは姉妹会員が焼いてきてくれた手作りクッキー。またお願いしま〜す。

 

 

 

今日の花たち・虫たち
シロツメクサ、アカツメクサ、ハコベ、カタバミも咲いていたが、写真は省略。

 

シモツケソウ。
これは園芸種の「アセチルべではないか?」と疑惑の声が…。(聞いたことのない花の名がポンポンでてくるところ、さすがわれもこうの会である。)「いや、これは会員Yさんが持ってきたものなので、シモツケソウに間違いはないッ!」と反論の声も…。(会員Yさんはわれもこうの会が誇る「花知り博士」の一人である。Yさんの言うことに間違いは無いッ!) 記録係としてはいい加減なことは書けないので、(と言いながら、結構いい加減なことを書いてきたのだが…。)家に帰って図鑑を調べたところ、葉っぱの形・花の全体的な形状から、独断でシモツケソウと結論付けた。間違っていたらゴメンナサイ。

 

シモツケソウの拡大写真。複雑な花形である。

 

 

ツユクサ

 

コスモス

 

オミナエシ。開花までもう少し。

 

マツムシソウ

 

ウツボグサ

 

オカトラノオ

 

白いホタルブクロ

 

原っぱの端に咲いていたウツギ。
漢字で書くと「空木」で、枝が中空になっていることからの命名。
童謡「夏は来ぬ」で歌われる「卯の花 におう垣根に ホトトギス 早も来 啼きて…」の「卯の花」はこの「ウツギ」のこと。また、「におう垣根に…」とあるように、ほんのり甘い香りがする。(次回、原っぱに来た時、確認してくださいね。それまで咲いているかな?)ところで「卯の花」というと「おから(大豆の絞りカス)」を思い浮かべる人が多いかと思います。「おから」を「卯の花」と呼ぶのは、このウツギからきています。「おから」がウツギの花が咲いているように見えることと、「おから」の「から」が空っぽ、すなわちウツギの枝が中空であることの連想からだそうです。また「おから」の語源は、「から」は絞りカス(茶殻の殻)の意で、それに丁寧言葉の「お」をつけたもの。

ベニシジミ(夏型、♀)
(栗岩竜雄氏【蝶の写真家】からご教示頂いた。)

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