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飯山市の北部に位置する鍋倉山(1288.8m)。5月16日は気温30度近くを記録する真夏日になったが、鍋倉山には残雪が残り、上半身裸で昼寝する姿も見られた。雪で押しつぶされ、湾曲しながらも強く生き抜こうとする広葉樹の若木たち。深緑に移行しようとするブナの森に、小鳥やハルゼミ(?)の鳴き声が響き渡る中、コブシの甘い香りが漂っていた。かつて伐採の危機に直面したブナの巨樹の森に、全長80kmの日本一長い信越トレイル(散策路)が走っている。計画段階の20年近く前からこの事業に係わっているが、新幹線が飯山駅に停車するようになってから、急速に外国からのバックパッカーが多くなり本格的なトレッキングブームの到来が予見される。時代の魁を行くNPO信越トレイルクラブの総会への道中に立ち寄った鍋倉山だ。
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フクロウのコレクションが趣味。画像は「なんでだろうな?」の標題で長野市の女流切り絵作家の作。好奇心の塊が若さの秘訣か。
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