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6月26日午前7時55分、コムクドリの雛が巣立ちました。朝早くから、何時もとは違う雰囲気が巣箱の周りに漂っています。巣箱に近づいては親鳥が激しく囀りますが、餌を運ぶ様子は見られません。親以外のコムクドリも数羽巣箱の上に乗っては、親鳥と一緒に巣立ちを促している様にも見えます。こんな気配に何かを感じたのか、雛が巣箱から顔を出して周りをキョロキョロ見渡しています。激しい囀りに誘われて、雛鳥は首を思い切り外に伸ばしました。両足はいつの間にか巣箱の入り口に乗っています。見ている方がハラハラしていますが、雛鳥はそれから一呼吸を置いたと思った瞬間に飛び出しました。5~6メートルジャンプして庭の片隅に軟着陸。周りを見渡し親鳥を探す様子です。「お父さん、お母さん見てたー?。僕飛んだよ、上手だろ。」 初めての巣立ちを観察した私と妻は、「すごーい!」と興奮状態です。暫くして残りの一羽も飛び出し、近くの針葉樹の若木に二羽が仲良く止まり羽繕いしていますが、親鳥が近くで心配そうに見ています。巣作りから2ヶ月(4月24日投稿記事を参照)、我が家のささやかな毎日の楽しみが終わってしまいホッとした反面寂しい限りです。コムクドリ一家には、これからどんな旅が始まるのでしょうか。 「来年に又おいでー、待ってるよ」
【蛇足】 8時からのNHKテレビ小説「エール」を見損なった悔しさは全く無く、大満足の一時でした。
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フクロウのコレクションが趣味。画像は「なんでだろうな?」の標題で長野市の女流切り絵作家の作。好奇心の塊が若さの秘訣か。
巣立ちの瞬間が見られてラッキーでしたね、私もシジュウカラの巣立ちを2度見ましたがあの光景は忘れられません。また順番に写真に収められ私達も楽しませて頂きました。最後に雛が2羽並んで止まっている写真はいいですね!コムクドリも兄弟と分かっているんだと微笑ましく思いました。有り難うございました。
実況放送のようなコムクドリの巣立ちのご報告、楽しく拝見しました。なかなかゆっくりと見ることの出来ないコムクドリが庭に居るのはすごいですね!これだけ応援されたヒナはフィリピンなどで冬を越したら、きっと戻ってくると思います。それまで安心して「エール」をご覧下さい。