木肌(きはだ)って何でしょうか? 木材(製材品)の表面の色・つや、紋様等の形状を言いますが、スギ(杉)やヒノキ(檜)の針葉樹は想像がつきますが、トチ(栃)やクリ(栗)、ケヤキ(欅)等の広葉樹はお手上げという方が普通です。針葉樹の木肌は、単調な色や直線的な木目など比較的シンプルですが、広葉樹では神の手による芸術(アート)とも言えるような複雑な紋様で、これには目が釘付けにされてしまうでしょう。また、風雪に耐えた数百年の歴史を語る木肌に自分史を重ね、「汝、何のためにここに在りや」などと自らの生き様を顧みる哲学的な時間を味わうかも知れません。
善光寺に向って中央通りを歩き、大門南交差点を過ぎて直ぐ右側にある松葉屋家具店では、県内随一を誇るバラエティに富んだ広葉樹一枚板を展示販売しています。専門家は木肌が美しい等、数少ない高価な木材を「銘木」と呼びますが、県内だけではなく全国から集めた銘木級の一枚板が展示されており、店員さんから商品樹木の産地、個性や加工の苦労などの話を聞いていると時間はあっという間に過ぎてしまいます。産地から製材された板を仕入れて、沢山の職人さん達の手によって商品として店に展示されるまでの物語をジックリお聞きしてはいかがですか。お値段は現物をご覧になってのお楽しみに!!
(お問い合わせ)
松葉屋家具店 〒380-0841 長野市大門町45
℡0120-55-2346 fax026-237-4558
E-Mail:since1833@matubaya-kagu.com
http://www.matubaya-kagu.com
フクロウのコレクションが趣味。画像は「なんでだろうな?」の標題で長野市の女流切り絵作家の作。好奇心の塊が若さの秘訣か。
松葉屋さん私も行って滝沢善五郎さんと我が家の庭の桜の木をテーブルにした
話をいろいろしたことがあります。もう、一枚板はいらないのですが、あちらにあったいろいろな木のまな板が欲しくてもう一度いきました。クルミのまな板が
気に入り求めました。それ以来「松葉屋通信」が届きますが「森へ行くツアー」の案内やギャッベの販売等いろいろ案内が届きます。
とにかく「自然」を大切にしているご夫妻だなと暖かい気持ちになって帰ってこられるお店でした。