前沢の原っぱ(2018/7/18)

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今日は暑い日であった。参加者11名(女性:6名、男性:5名)原っぱ周辺の草刈りと草むしりを実施。あまり「雑草」は伸びていない。

原っぱの東端に建てられた看板はまだ撤去されていない。長老A氏に町役場に問い合わせてもらったのだが、梨の礫だそうだ。しつこく町役場に問い合わせてもらうことにした。

 

北西側から原っぱを望む

 

北東側から原っぱを望む。

 

南西側から原っぱを望む。

 

作業風景。

オヤツタイム。

今日のオヤツ。会員のMさんが手作りパウンドケーキと庭で収穫したばかりのブルーベリーを差し入れてくれた。感謝、感謝。

今日の花たち、虫たち
アカツメクサ、ヒメジョオン、フランスギクも咲いていたが、写真は省略。

 

キキョウ
キキョウ(桔梗)の根は漢方薬として用いられ、その漢名を音読みして「きちこう」と呼ばれ、これがキキョウに変化した、とされる。万葉時代には「あさがほ」と呼ばれていた。絶滅危惧II種。

 

チダケサシ
原っぱの東側に群生している。原っぱのあちこちにも生えている。

 

オカトラノオ

 

シモツケ
シモツケソウではない!

 

オミナエシ

 

ユウスゲ
ちょっとピンボケ。おりこうさんカメラもミスをする。ゴメンナサイ。

 

ワレモコウ
ワレモコウも木香(モッコウ)もその根を漢方薬として用いられるが、木香は日本には存在せず、そこで、ワレモコウを日本のモッコウ(和木香)とか我が国の木香(我木香)と呼ばれるようになり、それが変化してワレモコウとなった、という命名説がある。が、他にもたくさんの説があり、結論としては「ようワカラン」ということのようです。
ワレモコウは古くから知られた植物で、源氏物語第42帖匂宮(におうみや)にある「….御前の前栽にも、春は 梅の花園を眺めたまひ、秋は世の人のめづる女郎花、小牡鹿の妻にすめる 萩の露にも、をさをさ御心移したまはず、老を忘るる菊に、衰へゆく藤袴、 ものげなきわれもかうなどは、いとすさまじき霜枯れのころほひまで思し 捨てずなど、わざとめきて、香にめづる思ひをなむ、立てて好ましうおは しける。…」が初出とされています。紫式部の言によれば、「われもこうの会」は「ものげなき(たいしたことのない)グループ」となり、トンデモない名前にしたなあ…、と思ってしまいます。でもご心配あられるな。花言葉は「明日への期待、憬れ…」とあり、会にふさわしものです。メデタシ、メデタシ。次回、原っぱに来たら、「ものげなきわれもかう」の香を愛でて、平安貴族の気分にひたってください。

 

マツムシソウ

 

ナワシロイチゴ

 

ネジバナ
ネジリバナ、ネジレバナ、とも言う。

 

???

 

とても小さい花です。(???)

 

甲虫の仲間

 

 

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1 thought on “前沢の原っぱ(2018/7/18)

  • by Anonymous
    0

    紫式部から花言葉までよく調べて下さり「ワレモコウの会」もレベルがあがりますね!花言葉:「明日への期待・・・」でいきましょう。

    0

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